【症例1】グラマラスライン両側切開(ダブルロック法)+目尻切開+目尻靭帯移動+ハムラ法による眼窩脂肪移動+逆睫毛修正+涙袋形成ダブルオーグメンテーションメソッド(エタプリ式涙袋形成+涙袋形成側頭筋膜移植法)
目の下のクマとツリ目が気になるとのこと。やるからにはしっかり治療したいとのことでクマは再発しにくいハムラで行いました。元々逆さ睫毛のため両側切開でグラマラスは行い、ハムラと眼瞼下垂の複合原理によるダブルロック法でしっかり下げました。涙袋には独自のエタプリ式涙袋形成と側頭筋膜移植をミックスし大きな涙袋としました。
【症例2】グラマラスライン結膜切開+エタプリ式経結膜逆睫毛矯正+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂+目頭切開ParkZ形成
ナチュラルに目を大きくしたい、つり目を緩和したいとのこと。自然な変化をご希望であったためグラマラスは結膜切開のみで表面に傷を作らず行いました。クマの膨らみが少し目立っていたため脱脂も行いました。目頭は、目頭切開Z形成と目上切開をつなげて行うParkZ形成で行い、綺麗な平行型の二重になるようにしました。
【症例3】グラマラスライン結膜切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ+全切開+眼瞼下垂修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)+目頭切開リドレープ法→術後逆睫毛増悪に対し逆睫毛修正+涙袋形成側頭筋膜移植法 (モデル 橋本か◯な)
二重埋没法を受けられておりましたが、よりパッチリした丸い目になりたいとのことでした。眼瞼下垂とグラマラスラインで丸い目を作ることにしました。クマはそこまでひどくはなかったですが再発率が低い裏ハムラを希望されました。グラマラスはダウンタイムを懸念され結膜切開で行いましたが術後逆睫毛が増悪したため逆睫毛修正を行いました。逆睫毛修正の際の皮膚切除で涙袋が減ってしまうため側頭筋膜移植も行いました。涙袋形成は場合によっては逆睫毛を増悪してしまうためちょうどいい塩梅を目指しました。
【症例4】グラマラスライン結膜切開+目尻切開+目尻靭帯移動
ナチュラルに目を大きくしたいとのご希望でした。希望変化がナチュラルであったことと下睫毛のボリュームが少なめであったので逆睫毛が多少増悪しても大きな問題はなくむしろ睫毛のボリュームが少ない分傷が目立ちやすいと判断し結膜切開のみで行いました。自然に白目の露出度を大きくしました。
【症例5】涙袋形成側頭筋膜移植法
半永久的な涙袋形成をご希望でした。涙袋はヒアルロン酸が溶けにくい場所であるためヒアルロン酸でも長い持続は可能なのですが、靭帯の食い込みが浅い方は下に流れやすいため、流れない側頭筋膜移植にて涙袋を形成しました。
【症例6】グラマラスライン両側切開(ダブルロック法)+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂+逆睫毛修正(中縫い法)+涙袋形成側頭筋膜移植法
タレ目と涙袋形成をご希望でした。ナチュラルな変化をご希望でしたが術前はかなりの逆睫毛であったため結膜切開のみで変化を出すのはリスクが高いと判断し両側切開で行いました。皮膚切除のみで逆睫毛を矯正するのは難しいと判断したため中縫い法で睫毛の向きを矯正しました。中縫い法は二重全切開と似たような手術原理となるため二重の食い込みのように下瞼の傷が食い込んでしまうのですが、今後長期経過と共に傷の食い込みは目立たなくなっていきます。
【症例7】グラマラスライン結膜切開+エタプリ式経結膜逆睫毛矯正+経結膜逆睫毛修正+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂+全切開+眼瞼下垂修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)+目頭切開
目を大きくしたい、ナチュラルな範囲でタレ目にしたいとのことでした。希望変化量はマイルドなのですが、元々睫毛の角度が水平気味なので結膜切開だと逆睫毛がになるリスクがありました。ただなるべく傷ができない方法をご希望であったため結膜切開でナチュラルな範囲内で下げて、結膜側から睫毛の角度が内へ向かないよう矯正する処置を行いました。この工夫により逆睫毛リスクがややある症例でも結膜切開のみで安全にある程度の変化量を出すことができます。
【症例8】グラマラスライン結膜切開+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂+全切開+眼瞼下垂修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)+ROOF切除+目頭切開
目を大きくしたい、ツリ目を改善したい、丸い可愛らしい目になりたいとのご希望でした。眼瞼下垂手術で丸いアーチの二重を作った上で、グラマラスラインを行いました。白目の大きさがかなり小さめであったためグラマラスははっきりとした変化を出すため両側切開を推奨しましたが傷ができない結膜切開で下げられる範囲で下げて欲しいとのことでした。結膜切開のみで行いましたがまずまず大きな変化が出せたとは思います。
【症例9】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+ハムラ法による眼窩脂肪移動+逆睫毛修正+エタプリ式涙袋形成
目を大きくしたい、はっきりタレ目にしたいとのご希望でした。大きな変化を出すためグラマラスは両側切開で行い、クマは再発防止のためハムラで行いました。涙袋形成は余剰組織を用いて行う独自のエタプリ式涙袋形成で行いました。元々逆睫毛であったため中縫い法による逆睫毛修正を行ったため傷の凹みが目立っていますが時間経過と共に目立ちにくくなっていくことが予想されます。
【症例10】グラマラスライン結膜切開+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)+ROOF切除+目頭切開
丸い大きな目になりたいとのご希望でした。タレ目切開を行うと目の開きが悪く見える、逆に眼瞼下垂を行うと下瞼が上がって見えます。しかし、これらの手術を両方行うことで目を非常に大きくすることが可能です。全方位に目を拡大し、丸い大きな目としました。
【症例11】グラマラスライン結膜切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ
目の下のクマを気にされておりましたが、同時に目を大きくしたいご希望もありました。クマ治療とグラマラスラインは術野が似ており、用いる手術技術も共通する部分が多くあります。またグラマラスラインと同時に行うクマ手術は脱脂ではなくなるべく再発率の低い裏ハムラで行うことを推奨します。今後下瞼を再切開するとせっかく行ったタレ目手術の状態が変わりうることや、再切開により瞼のダメージが増えてしまうからです。
【症例12】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+逆睫毛修正+エタプリ式涙袋形成+目頭切開
しっかりタレ目にしたいとのこと。元々逆睫毛でありグラマラスラインを行うと悪化するリスクがあるため、余剰皮膚切除と中縫い法による逆睫毛修正を行い大きめの変化を叶えました。涙袋は眼輪筋以外の組織の移動を用いる独自の縫合法によるエタプリ式涙袋形成を行いました。
【症例13】グラマラスライン結膜切開+目尻切開
ナチュラルに目を大きくしたいとのこと。クマも目立っていたのですが、クマ治療の同意が取れませんでした。タレ目とクマは本来なるべく同時に治療すべきなのですが、患者様のご希望に従いタレ目治療のみを行いました。患者様のご希望は最大限尊重させていただきますが、クマの程度などによってはクマ取りなしのタレ目手術はお断りさせていただく場合もあります。
【症例14】涙袋形成側頭筋膜移植法+裏ハムラ
涙袋を大きくしたいとのこと。涙袋の施術として最も一般的なのはヒアルロン酸ですが、ヒアルロン酸は綺麗に入る方と入らない方がいるため、後者のタイプの場合何回いれても美しい涙袋にはなりません。涙袋は眼輪筋の膨らみと靭帯による食い込みで構成されるのですが、食い込みが浅いとヒアルロン酸をいれようが(脂肪注入でも同様)下に流れてしまうため、涙袋の形をキープできないだけでなく、流れたヒアルロン酸がクマと一体化して大きな塊となってしまいます。今回涙袋の膨らみは下に流れない側頭筋膜移植で、靭帯の食い込みの再現は難しいものの裏ハムラで目の下を凹ませることで、外科的に大きな涙袋を作り出しました。
【症例15】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靱帯移動+下眼瞼脱脂+逆睫毛修正+涙袋形成側頭筋膜移植法+全切開+眼瞼下垂修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)
過去に二重埋没法を受けられるも、最も大きな丸い目になりたいとのこと。眼瞼下垂とグラマラスラインを同時に組み合わせることで二重ライン、下瞼ともに丸いカーブとしました。まだ術後1ヶ月で目の開きは上がりきっていないですが、腫れや術後拘縮が落ち着く術3ヶ月後くらいにはさらに開瞼が向上し、より可愛らしい印象になると思います。
【症例16】目尻靭帯移動他院修正:目尻切開+目尻靱帯移動+全切開他院修正+眼瞼下垂他院修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)
過去に2度二重全切開、2度グラマラスライン・目尻切開を受けられていた方。とにかく幅広の二重にしたい、目尻の位置も下げたいとのこと。グラマラスラインはご希望なく目尻手術のみで変化を出してほしいとのことでした。眼瞼下垂手術を行ったことで眼球の前下方移動が生じ、目尻靭帯移動で大きな変化を出しても三白眼が悪化しにくくなりました。目尻靭帯移動のみで、5ヶ月経過した時点でもこれくらいの変化を叶えることは十分に可能です。
【症例17】タレ目切開他院修正:グラマラスライン結膜切開+全切開他院修正+眼瞼下垂他院修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)
過去に他院で二重切開、グラマラスライン、目尻靭帯移動などを受けられていた方。もう少し下瞼を下げて丸い目にしたいとのこと。表面に傷を作らない結膜切開グラマラスラインと、二重修正で二重、目頭や瞼縁の形も丸く整え、丸い大きな目としました。
【症例18】グラマラスライン結膜切開+エタプリ式経結膜逆睫毛矯正+目尻切開+目尻靱帯移動+裏ハムラ+全切開+眼瞼下垂修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)+ROOF切除
sr
お人形のような丸いタレ目になりたいとのこと。眼瞼下垂手術で丸い二重ラインとし、グラマラスラインは結膜切開のみでしっかりめの変化としました。グラマラスを結膜切開のみでこれくらいの変化を出すと通常は致命的な逆睫毛となりやすいですが、経結膜逆睫毛矯正という独自の工夫で術後の逆睫毛の増悪になんとか耐えました。涙袋形成は行っておりませんが、裏ハムラを行うことで自然な涙袋が出現しました。
【症例19】目尻切開+目尻靱帯移動+目頭切開
sr
タレ目にはなりたくないがツリ目を緩和したいとのこと。グラマラスラインは行わず目尻靭帯移動のみでつり目の緩和を行いました。タレ目になりたくない方はこれくらいのナチュラルな変化でよければ靭帯移動のみで叶えることが可能です。適切な手術を行えばご覧の通り、後戻りはほとんどしないです。
【症例20】グラマラスライン結膜切開+エタプリ式経結膜逆睫毛矯正+目尻切開+目尻靱帯移動+下眼瞼脱脂+目頭切開
sr
タレ目にしたいわけではなく、ナチュラルな範囲で少しだけ白目を拡大したいとのことでした。これくらいの本当に極わずかな変化量であれば結膜切開のみのグラマラスラインを推奨する場合が多いです。ただし、逆睫毛の増悪のリスクがあるため、結膜切開のみでグラマラスラインを行う場合は基本的に独自の経結膜逆睫毛矯正の処置も行います。
【症例21】グラマラスライン半両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動
sr
ナチュラルに目を大きくしたいとのこと。ナチュラル変化希望であったため、結膜切開を提案しましたが、逆睫毛のリスクが怖いとのこと。これくらいの変化量であれば目頭から目尻まで下瞼全長を皮膚切開しなくても、黒目の外側から目尻までの短い皮膚切開のみで、逆睫毛になるリスクをかなり減らすことが可能です。こちら皮膚側と結膜側両方切開し、皮膚側は半分しか切開しないため半両側切開と命名しました。
【症例22】グラマラスライン結膜切開+エタプリ式経結膜逆睫毛矯正+目尻切開+目尻靭帯移動
しっかり目を大きくしたいご希望でしたが皮膚切開はしたくないとのこと。結膜切開のみで大きめの変化とし、逆睫毛リスクに耐えるため経結膜逆睫毛矯正を行いました。術後さすがに若干睫毛が内反傾向ですが、本人のご希望的は許容範囲で角膜刺激症状もないため治療効果はfairと思います。術後3週間経過しておりますが右内出血が残存しております。このようなケースは比較的稀ですが医学的にはおかしくはないです。
【症例23】タレ目切開他院修正:グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ+涙袋形成側頭筋膜移植法+全切開+眼瞼下垂修正(タレ目風二重ライン形成・開瞼ピーク内側シフト)+目頭切開
過去に他院で2回グラマラスライン、目尻切開を受けられたもののタレ目というよりは黒目の下あたりだけが下がって逆にきつい目になってしまったとのこと。お人形さんみたいな丸い可愛らしい目になりたいとのことでした。グラマラスラインは外側をしっかり下げて、眼瞼下垂で開瞼ピークを内側へシフトさせて丸いドールアイとしました。このように丸いタレ目を作る場合、下瞼だけでなく眼瞼下垂手術と複合して行うのが効果的です。
【症例24】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ+涙袋形成側頭筋膜移植法
丸い大きな目にしたいとのこと。しっかり変化を出すため両側切開で行いました。結膜浮腫は比較的少なめで経過しました。タレ目切開をしっかり行う場合、もう少し結膜浮腫がひどくでる場合が多いかと思います。遠方のため、1週間後の抜糸を他院でご希望され、他院抜糸としたところ下まつ毛が全て抜かれておりました。このような場合は稀かと思いますが症例写真として使えなくなってしまうため、現在他院抜糸は禁止させていただいております。
【症例25】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ+涙袋形成側頭筋膜移植法+全切開他院修正中等度+眼瞼下垂修正+右目頭切開リドレープ法
他院で二重全切開を受けられたものの特に左の二重幅が希望より広すぎるとのことでした。二重の結膜側固定点の高さに左右差があり左は上に引っ張られすぎていたため、固定点をより睫毛側へ変更し左右で高さを揃えました。右は二重の食い込みが緩んでいたため食い込みを深くしました。ナチュラルなタレ目切開もご希望あったため、二重切開は開瞼ピークを瞳孔中心よりやや内側へシフトさせタレ目風の二重ラインとしました。グラマラスラインは裏ハムラと涙袋形成複合の両側切開としました。まだ術後まもなく違和感、左右差が多少目立ちますが経過と共にナチュラルな仕上がりになるかと思います。二重の左右差は気になれば半年後以降で軽めの処置でタッチアップ修正が可能です。
【症例26】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ+涙袋形成側頭筋膜移植法+逆睫毛修正中縫い法+全切開他院修正軽度+眼瞼下垂他院修正(タレ目風二重整形・開瞼ピーク内側シフト)+ROOF切除
極限まで目を大きくしたい、アニメのキャラクターのような目になりたいとのことでした。過去に二重切開、眼瞼下垂手術を受けられているものの目の大きさがパッとしないとのことでした。全切開、眼瞼下垂の他院修正とタレ目切開を行い丸い大きな目としました。
【症例27】タレ目切開他院修正:グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+涙袋形成側頭筋膜移植法+全切開他院修正中等度+眼瞼下垂他院修正(タレ目風二重形成・開瞼ピーク内側シフト)
二重幅を限界まで広げたい、目尻側の二重幅もしっかり出したい、目頭と目尻の位置をほぼ平行のタレ目にしたいとのことでした。睫毛側から12mmと切開法にしては超幅広の位置で切開し、術前の開瞼力だと二重を食い込ませることができないので、眼瞼下垂手術で開瞼をしっかり向上させました。グラマラスは外側をしっかり下げるように行い目頭と目尻の位置をほぼ平行まで持っていきました。左の結膜の余りが露出していたためこの後切除する処置を行いました(カラコンなしの方の写真が余剰結膜切除後です。)涙袋は術前はほとんどなかったものの側頭筋膜移植でしっかりした涙袋を作り出しました。
【症例28】タレ目切開他院修正:グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+眼窩脂肪移動(ハムラ)
過去にタレ目切開を受けるもほとんど後戻りしてしまったとのこと。つり目なのがコンプレックスでとにかくタレ目にしたい、不自然でもいいので外側を思い切り下げたい、粘膜は見えてもいいとのことでした。外側のみ思い切り下げるように行いました。目尻抜糸を後戻り予防の為1ヶ月後に行いました、そのため目尻の炎症が目立っているのと、後戻りを想定して変化量を相当大きくしたため粘膜の露出が多すぎはしますが数カ月後にはもう少し自然な見た目に落ち着くとは思います。ただし患者様は自然な見た目は求められておりません。
【症例29】グラマラスライン結膜切開+経結膜逆睫毛矯正+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ
ナチュラルにほんの少しだけタレ目にしたいとのこと。逆睫毛になってもよいから傷のできない結膜切開をご希望でした。クマも少し目立っていたため裏ハムラと合わせて行いました。このようにナチュラルな変化であれば皮膚切開なしで叶えることが可能です。
【症例30】グラマラスライン半両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ
ナチュラルに目を大きくしたいとのご希望でした。希望変化量は控えめでしたが逆さ睫毛予防のため半両側切開で行いました。また他院で数ヶ月前に脱脂を受けられているもののクマの再発または取り残しを認めるため裏ハムラも併用しました。元の黒目の高さの左右差を認めるためその点は左右差として残りますが、ナチュラルに目が大きく可愛らしい印象に仕上がったと思います。
【症例31】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+涙袋ヒアルロン酸溶解
しっかり目を大きくしたいとのご希望でした。たれ目というよりは目をとにかく大きくしたいとのことだったので、外側だけでなく黒目の付近もしっかり下げてはっきりとしたS字カーブとしました。術前と比較してはっきりと目が大きくなったかと思います。
【症例32】グラマラスライン半両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ
ナチュラルに目を大きくしたいとのご希望でした。結膜切開でも可能ですが、逆さ睫毛リスクのより低い半両側切開で行いました。また、クマが少しめだっていたため裏ハムラを併用して行いました。
【症例33】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+目頭切開
しっかり目を大きくしたいとのご希望でした。外側だけでなく黒目の近くも含めて下げたいとのことであったため、黒目の近くからS字カーブを形成するデザインとしました。
【症例34】グラマラスライン結膜切開+目尻切開+目尻靭帯移動
ナチュラルに目を大きくしたいとのご希望でした。表面に傷を作らず結膜切開のみで白目を拡大しました。これくらいの変化量であれば表面に傷を作らずに問題なく可能です。
【症例35】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ
ナチュラル変化ご希望でしたが、睫毛の角度がやや逆さ睫毛のため、両側切開で行いました。クマは脱脂ではなく再発率のより低い裏ハムラで治療しました。やや結膜浮腫が多く出たため1ヶ月時点でも結膜浮腫を認めますが、こちらはもう少しの経過で消退していくでしょう。
【症例36】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂+目頭切開
タレ目というよりは切れ長のアーモンドアイになりたいとのご希望でした。目をしっかり横に広げて、タレ目になりすぎないよう白目を拡大して、アーモンドアイ風のデザインとしました。
【症例37】グラマラスライン他院修正両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動
他院でグラマラスラインを受けられるも少し物足りないとのこと。ただやり過ぎの変化も嫌とのことで、もう少し全体的に目を大きくしたいとのご希望でした。タレ目になりすぎないよう全体的に少し目を拡大しました。また睫毛がしっかり外向きになるよう調整しております。
【症例38】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂
つり目で白目が小さいのがお悩みとのことでした。黒目の付近から目尻側までしっかり白目が大きくなるように下瞼を下げました。術前後で目の大きさが格段に異なると思います。
【症例39】グラマラスライン他院修正+目尻切開+目尻靭帯移動
他院でグラマラスラインを受けられたものの、もっとしっかり下げてタレ目にしたいとのことでした。外側を追加で下げてしっかりタレ目にしました。
【症例40】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+ROOF切除+目頭切開
過去に二重埋没法を受けられるも、もっと目を大きくしたいとのご希望でした。全方向切開で、4方向に目を拡大しました。奥目のため二重幅は広くなりにくい分、目の開きの改善とグラマラスラインによる白目拡大をメインとしました。二重幅をもう少し広げたい場合、後に前額リフトで眉位置を上げる選択肢があります。
【症例41】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正(開瞼ピーク内側シフト)
とにかく目を大きくしたい、タレ目にしたいとのご希望でした。グラマラスラインでしっかり外側に目を拡大し、上瞼は眼瞼下垂手術で黒目の内側付近を1番開きを良くして、タレ目に見えるようなアーチを形成しました。術前後で白目の大きさが格段に違いますね。
【症例42】グラマラスライン両側切開+目尻切開+目尻靭帯移動
とにかく目を大きくしたい、外側だけでなく黒目の付近も下げたいとのことでした。とにかく変化量が大きくなるように調整しました。
【症例43】グラマラスライン他院修正+目尻切開+目尻靭帯移動(ナチュラル変化希望)
過去に4度のグラマラスライン、目尻切開を受けられた方。極端な変化は求められていなかったものの、もう少しだけ目を外側に大きくしたいとのことでした。やり過ぎないようナチュラルな範囲内で白目を拡大しました。
【症例44】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
目をとにかく大きくしてお人形さんのような丸い目になりたいとのことでした。眼瞼下垂手術で目の開きをしっかり上げて華やかな平行二重として、グラマラスラインでしっかり下瞼を下げることで、上下に開きの良い丸い大きな目としました。
【症例45】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+下眼瞼脱脂+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
しっかり目を大きくしたい、ただ二重幅は広すぎず、タレ目過ぎるのも嫌とのことでした。タレ目になりすぎないよう黒目付近も含めて白目拡大しました。
【症例46】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
とにかく目を大きく、しっかりタレ目になりたいとのご希望でした。術前はまだ埋没のダウンタイム中ではありましたが、眼瞼下垂手術でしっかり目の開きを上げて、グラマラスラインも大きな変化としました。変化量を大きくした分、一部逆さ睫毛が増悪しているものの、気になれば追加皮膚切除で調整可能です。睫毛の角度に関しては術直後問題なくても数ヶ月して内側を向いてくる場合があるため、特に変化量を大きくする場合、注意が必要です。涙袋ヒアルロン酸は術中に溶解し術後入れ直しております。
【症例47】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
大きく丸いタレ目になりたいとのご希望でした。3ヶ月半程度経過しておりますが大きな後戻りなく大きめの変化を叶えられたかと思います。このようにタレ目形成は適切に行えばほとんど後戻りなく行うことが可能です。
【症例48】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
mega
しっかり目を大きくしたい、たれ目になりたいとのご希望でした。外側をしっかりさげて、たれ目に見えやすいデザインとしました。術後2週間としては結膜浮腫少なめで経過しております。時間経過と共に上瞼の腫れが引いてくると目の開きが向上し、さらにぱっちりした仕上がりになると思います。
【症例49】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
mega
幅広平行二重になりたい、しっかりタレ目になりたいとのご希望でした。二重は幅を優先して超幅広で切開し、タレ目はグラマラスで外側をしっかり下げてタレ目にしました。写真は二重切開から約6ヶ月後、たれ目切開から1ヶ月後のものになります。
【症例50】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
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つり目が気になる、白目を大きくしたいとのご希望でした。元々上瞼も含め目の左右差が大きく左目の方が小さく、つり目でした。上瞼の開きの調整のご希望はなかったため下瞼手術でできる限り左右差調整を行いました。直後ほぼ左右差なく調整しましたが、左の方が僅かに強く後戻りしたこともあり若干の左右差を認めるものの、元の状態と比べてかなり左右差小さくなり、白目が大きくなったのではないでしょうか。
【症例51】グラマラスライン他院修正+目尻切開+目尻靭帯移動
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他院でグラマラスラインを受けられるもほとんど後戻りして効果を感じなかったとのこと。グラマラスの後戻りの大部分は術後1ヶ月以内に生じると言われております。本症例では3ヶ月経過しておりますがしっかり下がったままキープしております。生まれつきなのか過去のグラマラスラインの影響なのか、逆さ睫毛が目立っておりましたが、睫毛もなるべく外へ向けるように調整しました。
【症例52】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
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ナチュラルに白目を少し大きくしたいとのご希望でした。自然な範囲内で白目を拡大しました。
たれ目形成はこれくらいのナチュラルな変化からもっと大きな変化まで、自由に調整することが可能です。
【症例53】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開他院修正+眼瞼下垂修正+目頭切開
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大きい変化でS字カーブとしております。長期経過ですがほとんど後戻りを認めません。上瞼のカーブ、二重の形も調整してより大きな丸い目となるようにしております。
【症例54】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
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グラマラスしっかり変化の症例です。タレ目というよりは、目を大きくみせるようなデザインとしております。元々逆睫毛ですが、むしろ睫毛の角度は外側へ向けるとともに、涙袋が目立たせるような縫合の工夫をしております。
【症例55】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
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他院でグラマラス、目尻切開を受けられるももう少し下げたいとのこと、ナチュラル変化ご希望でした。
涙袋にヒアルロン酸が入っているためヒアルロン酸溶解と、元々逆さ睫毛のため逆さ睫毛の増悪に注意して手術しております。
【症例56】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
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とにかく目を大きくしたい、タレ目というよりは丸い大きな目になりたいとのこと。三白眼は特に気にならないとのことで、外側だけでなく黒目の付近もしっかり下げて、とにかく大きな目としました。まだ術後2週間ですが、今後時間経過と共に上瞼の開きがもっと上がってくると瞳に差し込む光量が増え、煌びやかな仕上がりになるでしょう。また大きめのカラコンがとても似合うようになると思います。
【症例57】グラマラス(結膜切開)+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ
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つり目で印象がキツく見えることがお悩みでした。あまり下三白眼になりたくなく、外側のみ下げたいとのご希望でした。極小切開による目尻靱帯移動と、結膜切開グラマラスラインで表面にほぼ傷をつくらず外側メインで下げました。クマの膨らみと凹みが目立っていたため裏ハムラも併用して行いました。
【症例58】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
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外側を下げてナチュラルな範囲で、でも変化は分かるくらい、たれ目にしたいとのご希望でした。黒目と目尻の間をピークとして角張らないよう、無理のない変化量で滑らかに下げてくる、オーソドックスなパターンかと思います。
【症例59】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+外科的涙袋形成
mega
ナチュラルな範囲内で外側へ目を大きくしたい、白目の面積を増やしたいとのご希望でした。術前は目尻の高さの左右差が目立っていたため(左目の方が目尻の位置が上にある)、目尻靱帯移動で左をより下方へ移動することで左右差を調整しました。涙袋は埋没法で食い込みを強める縫合をかけてなるべく強調させるように工夫しました。全体としてはナチュラルな仕上がりですが、それでもはっきりと変化は分かる価値ある変化ではないでしょうか。このようにタレ目形成はやりすぎなければ自然に印象を変えることも可能です。
【症例60】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
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つり目と白目の小ささが気になる、とにかく目を大きくしたいとのこと。グラマラスラインでかなり大きな変化を叶えました。後戻りもほとんどなく経過しております。
【症例61】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開他院修正+眼瞼下垂他院修正+目頭切開
mega
過去に他院で全切開・眼瞼下垂手術を受けられたものの、二重幅が理想よりかなり狭い、目の開きが足りない、目の開きの左右差が気になるとのことでした。
超幅広二重になりたい、目の開きも良くしたい、しっかりタレ目になりたいとのご希望があったため、眼瞼下垂の調整も含めた目の開きの調整とグラマラスラインを同時に行いました。
【症例62】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+外科的涙袋形成+全切開+眼瞼下垂修正
mega
目をとにかく大きくしたいとのご希望でした。ご年齢を考慮するとあまり目を大きくしすぎるとドライアイになりやすかったり、瞼が柔らかく下がりすぎてしまう危険性も考えて控えめな変化とさせていただきました。それでもしっかり下がっているのが分かるかと思います。グラマラスラインは年代に応じて下げ方を工夫しなければいけません。また相当量皮膚切除しているものの、涙袋のポテンシャルを引き出す操作をして涙袋を減らさない、むしろ増やすように工夫しております。
【症例63】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
mega
たれ目にしたいというよりは、少しつり目のイメージを残したまま目を大きくしたいとのご希望でした。過去に複数回の目尻手術を受けられておりますが効果を実感できなかったとのことです。目尻手術は下方向よりも横方向の変化を大きくしグラマラスは外側よりも黒目の近くをメインで下げて、あまりたれ目に見えないような形で目を大きくしました。少し開瞼の左右差が出てきておりますがまだ術後1ヶ月で腫れの引き方の左右差もあるため上瞼はあと数ヶ月様子をみて左右差気になるようなら左の部分切開で開瞼を調整予定です。
【症例64】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
mega
少したれ目にして可愛らしい印象になりたいとのご希望でした。これくらいの変化ならわざとらしさもなく、それでいてしっかり目が大きくたれ目になったと感じられるちょうどよい変化量なのではないでしょうか。
【症例65】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+外科的涙袋形成
mega
【症例66】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
mega
つり目、白目の小ささが気になる、とにかく目を大きくしたい、とにかく大きな変化が欲しいとのことでした。たれ目形成は年代が上がれば上がるほど簡単に下がりやすく、ドライアイにもなりやすく、ダウンタイムも長引きやすいためやりすぎには注意が必要なのですが、そのあたりは十分に説明した上で大きな変化を叶える方針としました。やりすぎないようなるべく操作は加減しているのですが、簡単な操作でこれくらいしっかり下がります。逆さ睫毛の防止のために皮膚をとっている分多少の外反と、まだ術後1ヶ月で目尻の赤みは強いですが、グラマラスは適切に行えばほぼ後戻りせず大きな変化をキープできることが分かるかと思います。グラマラスを何度行っても変化を実感できなかった方には希望が持てる症例ではないでしょうか。
【症例67】グラマラスライン(ダブルロック法)+目尻切開+目尻靭帯移動
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つり目、白目の小ささが気になる。目を大きくしたいが、たれ目にはなりたくない。目尻の高さはあまり変えず目をできるだけ大きくしたい。外側はあまり下げず黒目の付近を下げたい。黒目の横はやや沈んだ感じにしたい。アーモンドアイとS字カーブの中間デザインと言えるでしょう。たれ目に見せるデザインよりもより中央側を下げて、外側はほとんど下げないことにより切れ長の目ですがきつい印象を与えない丸い印象の目にすることが可能です。目尻は後戻りを考慮して極端な変化としており1ヶ月では結膜の露出は大きいですが、こちら承諾の上行っております。後戻りしてもう少し控えめになるかと思います。
【症例68】グラマラスライン+目尻切開+目尻靱帯移動+ハムラ+外科的涙袋形成+全切開+眼瞼下垂修正+真皮脂肪移植による窪み目修正+目頭切開
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目の左右差、クマが気になる、目を大きくしたいとのことでした。元々骨格の左右差が大きいことに加えて、網膜剥離の影響で左目の視力がほぼないこともあり、非典型的条件下での手術となりました。タレ目形成のご希望もありましたが、この年代から大きく下げることはかなりリスクが高いことや、下瞼の位置を下げるべきではないハムラと同時に行うあたりも難しくリスクがかなり高く注意が必要でした。左右差、クマなどかなり改善しておりナチュラルな範囲内で目が大きくなっておりますが、2週間後に下瞼のタッチアップ修正を加えております。上瞼の開瞼の左右差も僅かに認められますが上下同時手術の上、真皮脂肪移植もしており侵襲も大きな手術となるため現時点での判断は困難と考えて上瞼は経過観察としました。
【症例69】グラマラスライン+目尻切開+目尻靱帯移動開
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ナチュラルにタレ目になりたいとのご希望でした。希望変化量が少なめでしたが、目尻位置を下げたいご希望もあったため、目尻切開+目尻靱帯移動とグラマラスは結膜切開で行いました。
術中ナチュラル目に調整したのですが、やはりもう少し下げたいとのことであったため、大きめに下げたところ、下瞼が皮膚に埋もれたため承諾を得た上で皮膚切除を行いました。
術後数日して、たれ目にしたくて手術を受けたが、やはり似合わないと感じたため戻したいとご連絡いただきました。数日よく考えていただき、考えが変わらなければ1週間後検診の際に元に戻す手術を行うことにしました。
1週間後の時点でも意思は変わらなかったため、早期再切開を行うことにしました。ご本人の希望としては目尻の高さは元に戻したい、グラマラスは元よりはほんの少しだけ下げたいとのことでした。目尻靱帯移動の固定糸を外し、元の位置付近に付け替えることで目尻の高さを戻す手術とグラマラスの変化を減らす手術を行いました。最終的には結果にご満足いただけました。こちら結果論でいうと、はじめから結膜切開+靱帯移動なしの目尻切開でよかったことになるかもしれませんが、趣味嗜好が術前後で変わるのはよくある話なので、仮に希望が変わった場合でもすぐに適応できることが重要と考えます。
【症例70】外科的涙袋形成+グラマラスライン+目尻切開+目尻靱帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+真皮脂肪移植による窪み目修正+目頭切開
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タレ目形成は涙袋が減りやすい手術です。下げる量が大きくなればなるだけ下瞼が皮膚に埋もれていくため余った皮膚を切除する必要が出てくる、皮膚を取れば取るだけ下瞼がピンと張って涙袋の膨らみがなくなっていくからです。
そのため、しっかりタレ目にしてかつ涙袋も大きくしたい方はタレ目を大きく下げる=皮膚切除量が増えた分を補って、涙袋を目立たせる必要があり、外科的涙袋形成術を行う必要があります。
涙袋形成の手技を細かく分解して考えると以下の3つに分類されるかと思います。
①膨らみの形成
②形の変化
③凹みの形成
涙袋は眼輪筋の膨らみと靱帯による凹みから構成されます。膨らみを作るには組織を移動したり移植したりする方法があります。形を変えるには組織を移動する方法があります。凹みを作るには組織を切除したり縫縮したりする方法があります。これらを組み合わせて涙袋の形を作っていくことになります。タレ目形成で減った分を補って涙袋を膨らませるためにはかなりの操作量が必要となります。③は結膜切開でも可能ですが、①と②は皮膚切開を行わなければ外科的に行うことは難しいでしょう。①は脂肪注入という選択肢はあるかもしれませんが、脂肪注入が外科手術なのかは微妙なところでありその手技が外科的涙袋形成と呼べるのかは不明と思います。大事なのは患者様の満足度なので外科的かどうか自体はどうでもいいのですが、要はヒアルロン酸を上回る脂肪注入のメリットがあまり思い浮かばないです(あるとすれば粒子が大きい分下に流れにくいのかもしれません)
涙袋はまずはヒアルロン酸を第一選択として考えるべきだと思います。適応が合えば、涙袋のヒアルロン酸はなかなか溶けないため一度いれればほぼ半永久的と呼べるからです。それにも関わらず涙袋のヒアルロン酸をいれ続ける人が多いのはなぜか?それは適応があまりよくないからということになるでしょう。ではその適応とは何なのか?
それは涙袋の靱帯の食い込みの深さです。この食い込みが浅い方はヒアルロン酸をいれてもその場に留めることができずヒアルロン酸が下に流れてしまうためヒアルロン酸がすぐになくなります。ヒアルロン酸は溶けたわけではありません、下に流れたんです。このようなタイプの場合、涙袋の食い込みを手術で深くしなければ、涙袋を作ることができません。これが外科的涙袋形成の最大のポイントであり、逆にいうとこれさえうまくいけば後は膨らみの部分は足りなければヒアルでもいいんだと思います。言葉で言うのは簡単ですが、手技は大変難しいです。
本症例は外科的涙袋形成を併用したタレ目形成の症例です。
目を大きくしたい、目の大きさの左右差が気になる、涙袋もぷっくりさせたいとのこと。たれ目形成は一定年齢以上の方に行うとドライアイリスクや下瞼が大きく下がり元に戻せなくなるリスクが出てくるためかなり気をつけて行う必要があります。本症例においても眼瞼下垂、グラマラス、目尻靱帯移動の変化を大きくするのはかなりリスクが高いため控えめに行うように術前に入念に説明しております。一方外科的涙袋形成は年齢が上がるほど上手くいきやすい傾向にあります。皮膚のあまりが多い分涙袋を膨らませられる余地があるからです。まだ2週間ですが結果はご覧の通り、かなり大きな涙袋が作れたのではないでしょうか。外科的涙袋形成のポイントとしては術直後は腫れで涙袋の食い込みが目立ちにくく涙袋が目立たない場合が多いです。また眼輪筋を切開しているため、しばらく目の下に力が入りにくいことも術後しばらく涙袋が出にくい要因となります。腫れが引いてくる2週間後くらいから涙袋が目立ち始めて筋肉の動きもほぼ問題なく戻ってくる数ヶ月後にはっきり目立つようになるといった経過を経る場合が多いです。なので外科的涙袋形成の直後あまり涙袋が目立っていなかったとしてもまずは少し様子をみるのがよいでしょう。
【症例71】グラマラスライン(結膜切開)+目尻切開+目尻靭帯移動+裏ハムラ
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自然な範囲内で白目を大きくしたいとのこと。表面に傷ができない結膜切開のグラマラスラインと極小の傷による目尻靭帯移動で目立つ傷を作らず白目拡大しました。クマは裏ハムラで改善しました。
【症例72】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
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目をとにかく大きくしたいとのこと。二重切開と目頭切開で平行型のラインとし、眼瞼下垂手術で目の開きを上げて、タレ目形成で外側にも下側にもしっかり白目を拡大し、タレ目というよりも丸い大きな目を目標としました。
あえて若干下三白眼にしておりそれは必ずしも欠点とも言えず魅力的な要素にもなりうるのですが、大きめのカラコンをいれればこのように下三白眼ではなくなります。とても可愛らしい目元に仕上がったかと思います。
さて、ここからが症例の細かな分析をしていきます。特に眼瞼下垂手術、タレ目形成を行う場合の術前後の黒目の位置の変化について解説し、両方行う場合の注意点について考察していければと思います。
まず眼瞼下垂手術を行うと黒目の位置が変わることがあります。眼瞼下垂の方は下三白眼であることが多く目の開きが悪いことと合わさって目つきが悪く見えてしまうのがお悩みの方も多いのではないでしょうか。これは以下のように説明されます。
目の開きが低下すると目を開く筋肉である上眼瞼瞼挙筋に慢性的に力が入るようになります。それに伴い発生学的に共通する上直筋も緊張が加わわります。上直筋が緊張すると目が上転してしまうため、カウンターとして下直筋に力が加わり目が奥に押し込まれるような力が加わります。その結果ロックウッド靱帯という繊維を乗り越えることで眼球が後上方へ移動し、下三白眼を呈するようになります。眼瞼下垂手術を行うとこれらの状態が改善されるため眼球の前下方移動が生じ、下三白眼が改善されることになります。ただこれはあくまでも傾向であり、下三白眼を狙って改善できるほどの精度はなく、術後どれくらい黒目の位置が下に下がるかは誰にも分かりません。また術直後の黒目の位置と完成形の黒目の位置も同じとは限りません。
一方、グラマラスラインを行うと術中や術後しばらく黒目が上を向くことがあります。これには様々な原因が考えられます。一つは静脈麻酔中黒目の位置は頻繁に変わりうる(寝ている間に白目を向いていることがあるのと同様です)ため、単にその影響をみている(タレ目形成の調整の際、一度静脈麻酔から覚醒させた方が望ましい理由の1つとなります。)
もう一つはタレ目形成で長さを調節するCPF(上眼瞼の挙筋腱膜に相当)は解剖学的に下直筋と近接しております。CPFに局所麻酔を打ったり、手術操作によりCPFに力が加わると、下直筋にも局所麻酔が効いたり、牽引され動きが鈍る可能性があります。これにより下直筋の動きが悪くなりますが、下直筋は目を下に向ける筋肉であるため麻痺すると眼球が上転してしまいます。この程度が左右対称とは限らないため、タレ目形成の手術中や術後しばらく黒目の高さの位置の左右差が目立つ場合があります。黒目の位置が左右異なると、下瞼の下がり加減がある程度対称であったとしても全体的に左右差が際立って見える場合もあります。下直筋の麻痺はほとんどの場合一時的であるため、術後1週間以内におよそ黒目の位置は揃う場合がほとんどなのですが、術中黒目の高さの左右差が出る場合、下瞼の形の正確な調整が難しくなります。
この前提を考えて、眼瞼下垂手術とタレ目形成を行う場合どのように気をつければよいでしょうか。
まず眼瞼下垂手術を行うと黒目の位置が下に下がることが多いもののその程度は正確には分かりません。そしてグラマラスに術中に黒目の位置が上に上がる場合がありますがその程度も正確には分かりません。つまりタレ目の形の調整を行う上で、黒目の位置は絶対的なメルクマールにはできないので、別の方位磁針を持っていなければ何を基準にどれだけ変化させていいのかよく分からない状況に陥りやすいです。私の場合、下瞼手術の大きなメルクマールとしているのが目頭の位置です。目尻靱帯移動で目尻の位置は変わる、黒目の位置は術中の状況次第で変わる、この中で最も不動かつ方位磁針として有用なのが目頭だと思っているからです。もう一つは術中あるいは術後の覚醒時での全体的な印象、これらを総合的に判断して仕上げていくことになります。
本症例の場合、元々黒目の高さに左右差があり左の方が上にあります。これは骨格的なものとも言えるかもしれませんし、目の開きが左の方がやや悪いため左の方が眼瞼下垂の症状で眼球が上がっていると判断できるかもしれません。いずれにせよ眼瞼下垂とグラマラスを行う場合術後の黒目の位置の変化を正確に予測することはできないのですが、術前に黒目の位置の高さや開瞼の左右差などの情報はインプットしておく必要があるでしょう。その上で全体イメージを捉えつつ、定まらない黒目の位置に惑わされず下瞼の形を決めていくことが重要と考えます。
【症例73】グラマラスライン他院修正(3回目)+目尻靭帯移動+全切開他院修正(3回目)+眼瞼下垂他院修正
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他院でタレ目形成2回、二重切開2回(眼瞼下垂1回)受けられた方。もう少し外側を下げてタレ目になりたい、二重幅ももう少し広げたいとのことでした。目尻は既に自然な範囲では横に広げる余裕はなかったため目尻切開は行わず、目尻靱帯移動とグラマラスラインで下瞼の外側をメインで下げました。一方黒目の付近は既に下三白眼となっていたため極力下げないようにしました。
【症例74】グラマラスライン(ダブルロック法)+目尻切開+目尻靭帯移動
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丸い大きな目になりたいとのこと。眼瞼下垂とハムラの応用原理を組み合わせたダブルロック法により、自然な範囲内でしっかり変化させました。この方法だと大きく下げても逆さ睫毛になりにくいという利点もあります。
【症例75】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+ハムラ+ミッドフェイスリフト
目を横に下に大きくしたいとのこと。クマの膨らみの程度も大きめでありハムラと、中顔面のたるみも気になるとのことでミッドフェイスリフトと合わせて行いました。
【症例76】グラマラスライン+目尻切開+外科的涙袋形成
自然に目を大きくしたいとのこと。目尻の位置は極端に下げたくはない、横にはなるべく大きくしたいとのことで靱帯移動は行わず単純な目尻切開のみで目尻は調整しました。グラマラスも比較的ナチュラルな範囲の変化量としました。
【症例77】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
丸い大きな目になりたいとのご希望でした。左の方が白目が小さく左右差が指摘される状態でしたので左を僅かに大きめに変化させました。タレ目というよりは丸い大きな目に仕上げました。
【症例78】グラマラスライン+目尻靱帯移動+外科的涙袋形成+逆睫毛修正
過去にタレ目形成、裏ハムラなどを受けられているもののもう少しだけ外側を下げたい、また涙袋はヒアルロン酸が入っておりますが半永久的なものに置き換えたい、全体的にナチュラル変化希望とのことでした。
目尻は自然な範囲では外側に広げる余裕はなさそうであったので目尻切開は行わず目尻靱帯移動のみで下側、外側に白目拡大しました。
涙袋はヒアルロン酸を溶解し外科的に形成しました。
逆睫毛の矯正のため皮膚をある程度切除する必要があり、涙袋を明瞭に際立たせることがなかなか難しいです。ただ術後1ヶ月ですので、腫れや眼輪筋麻痺の影響があり、数ヶ月経過でもう少し涙袋が際立ってくる可能性はあり得るかと思います。
【症例79】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+逆睫毛修正
過去に複数回たれ目形成を受けられたものの、もっとたれ目にしたいとのご希望でした。既に大きく下げられており、その結果か分かりませんがかなり逆さ睫毛になっておりました。追加でさらに下げた上で逆さ睫毛を改善するためには瞼が外側を向くようなローテーションを強くかける必要があるため、やや強く外反させざるを得ないのですがある程度は馴染んでくるかと思います。かなり大きな変化を出した上で逆さ睫毛も改善できたかと思います。
【症例80】グラマラスライン(結膜切開のみ)+目尻切開(左のみ)+目尻靭帯移動(左のみ)
過去にグラマラスラインと目尻切開を受けられておりますが、ナチュラルにもう少しだけ下瞼を下げたいとのことでした。術前は左の方が目尻の位置が高く、目尻の高さの左右差が指摘されたため左のみ目尻靱帯移動を行いました。また右は目尻を横に広げると粘膜がすぐに見えてしまう状態で、左はもう少し広げられる余裕がありましたので、左のみほんの僅かだけ目尻切開も行いました。グラマラスは傷を作らずに行いたいとのことで、結膜切開のみで、こちらもほんの僅かだけ下げました。このようなナチュラル変化の微調整手術も行なっております。
【症例81】グラマラスライン+目尻切開
タレ目形成スタンダード(グラマラスライン+目尻切開)の症例です。やりすぎない範囲内で、でも変化ははっきりと分かるくらいのちょうどよい変化量を目指しました。ナチュラルな変化ですが印象が大きく変わったのではないでしょうか。
【症例82】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+エターナル法+目頭切開Z形成
つり目、白目の小ささが気になるとのこと。たれ目形成フル(グラマラスライン+目尻切開+目尻靱帯移動)でしっかりめの変化としました。二重は平行型希望でしたが、難しい瞼でしたので正確性に優れるオリジナルのエターナル法で行いました。
【症例83】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
つり目、白目の小ささが気になるが、すごくタレ目にはしたくないとのこと。目尻の位置は下げすぎず、グラマラスラインの変化を大きくすることで、タレ目というよりは丸い大きな目としました。
【症例84】目尻切開+目尻靭帯移動
目を横方向に大きくしたいとのこと。あまりタレ目にはなりたくないとのことでグラマラスは行わず、目尻手術のみ行いました。術前は左の方が目尻位置が高く、目尻の高さの左右差が指摘されたため、目尻靱帯移動で左の下方向成分の変化量を大きくして、目尻の高さを揃えるよう調整しました。
【症例85】グラマラスライン(結膜切開のみ)+目尻切開
目尻の位置はあまり変えず、グラマラスの変化主体でしっかりたれ目になりたいご希望でしたが、ダウンタイムの関係もあり皮膚切開を避けたい、涙袋ヒアルロン酸も溶解せず行いたいとのご希望でした。涙袋にヒアルロン酸が残っている場合、下げる量と睫毛の角度の加減の判断が難しくなるため原則事前に溶解することを推奨しますが、絶対ではありません。今回は皮膚切開なしでしっかり下げるため、逆さ睫毛になりやすいこと、睫毛の生え際が見えなくなり睫毛が短く見えてしまうことなどは説明した上で、それでも結膜切開のみがよいとのことでしたので、そのように行いました。現時点では逆さ睫毛の症状はなく経過しております。
【症例86】結膜切開によるグラマラスライン調整手術
【症例87】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
目尻の位置を少し下げて、つり目を緩和したい、目尻の高さの左右差を揃えたいとのこと。左を強めに下げてつり目を和らげつつ、左右差を整えました。全体的にはナチュラル変化ご希望でありグラマラスの変化は控えめとしました。
【症例88】外科的涙袋形成+グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
涙袋にヒアルロン酸をいれるもすぐに流れてしまったとのこと。
そのような場合、ヒアルロン酸では持続が期待できないですが、外科的に涙袋を形成する選択肢があります。
涙袋形成とたれ目形成を同時に行う場合、涙袋を増やせばタレ目の変化量は制限される、逆も成り立つため、加減が重要な手術となります。
今回はタレ目の変化量は控えめとし、その分涙袋を大きくすることを重視しました。
【症例89】下瞼総合微調整手術(グラマラスライン+目尻靭帯移動+涙袋ヒアルロン酸溶解注射→外科的涙袋形成+逆睫毛修正+脂肪注入しこり除去)
結膜切開タレ目後、逆さ睫毛になってしまったこと、右目の下のしこりが気になるとのこと。目の下のしこりは涙袋のヒアルロン酸が流れてしまったあるいは脂肪注入によるしこりの可能性が考えられました。ヒアルロン酸を溶解した上で、気になる箇所を手術時確認したところ脂肪注入によるしこりが確認されたため切除しました。また、逆さ睫毛は皮膚切除とグラマラスの下げる角度を調整することで改善させました。ナチュラルな範囲で目を大きくしたいとのご希望がありましたが、今後眼瞼下垂修正や前額リフトなども検討されており、年代を考慮するとドライアイのリスクが高くグラマラスの変化はかなり控えめとしました。目尻切開はこれ以上行うと粘膜の露出が目立つ可能性が高く、行わず靱帯移動のみとしました。また経年による皮膚の弾力低下や涙袋の靱帯の食い込みの浅さからヒアルロン酸は流れてしまうリスクが高く涙袋は外科的に形成しました。全体としては控えめな変化量ですが、機能面で細かな審美面で大きな改善が得られたかと思います。
【症例90】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
つり目の印象を緩和して自然なタレ目になりたいとのこと。経過をご覧の通りタレ目手術直後は皮膚切除量や麻酔薬の影響などにより、予定より少し下がる場合がありますが、1週間程度でおよそ予定通りの位置に落ち着く場合がほとんどです。これは後戻りというよりは、直後が予定より下がりすぎていると解釈でき、1週間間後の仕上がりが想定しているものになります。
【症例91】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
元々逆さ睫毛の場合、たれ目形成であまり大きく下げるのは勧められません。なぜならたれ目で下げる量が増えれば増えるほど逆さ睫毛になるリスクが上がること、それを予防するためには多量の皮膚切除が必要となり、後戻りにより皮膚が足りなくなって外反が強くなったり、涙袋が激減するリスクがあるからですそのあたりは患者様のご希望と許容範囲に応じて考えていく必要がありますが、逆さ睫毛例では原則ナチュラルな変化を推奨します。
【症例92】涙袋ヒアルロン酸溶解→外科的涙袋形成+目尻切開+目尻靭帯移動
涙袋にヒアルロン酸をいれたものの、下に流れてあまりはっきりと目立たなかった、手術で半永久的な涙袋をつくりたいとのこと。涙袋ヒアルロン酸は、靱帯の食い込みの浅い方だとすぐに流れてしまいます。そのような場合、外科的に涙袋を形成すれば、流れるリスクは回避できます。本症例ではヒアルロン酸を溶解し外科的に涙袋を形成し、目を横に大きくしたいご希望もあったため目尻手術も同時に行いました
【症例93】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
あまりたれ目にはしたくないが、白目の小ささと目尻の高さの左右差が気になるとのこと。左の方が目尻の位置が高かったため左の靱帯移動の変化を大きめに調整しております。元々やや逆睫毛気味であったため、必要な皮膚切除量が少し増え、その影響で直後と完成形の形が異なりますが、これは後戻りというより1ヶ月後の仕上がりを当初から予定しているものの、逆さ睫毛を治すためな多めに皮膚切除したことにより直後少し予定より下がっていると解釈しております。
【症例94】目尻切開+目尻靭帯移動
白目の大きさと目尻の高さの左右差が気になるとのこと。目尻切開と靱帯移動で目尻の位置を調整し、左右差の改善を図りました。グラマラスは行っていないため変化量は小さくなりますが、目尻手術のみでもある程度の調整は可能です。
【症例95】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+涙袋ヒアルロン酸溶解→外科的涙袋形成+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
目を全体的に大きくしたいとのこと。上下全方向切開+外科的涙袋形成を行いました。涙袋はヒアルロン酸が大量に入っていたため、術中にヒアルを溶解しましたが、外科的に大きな涙袋を形成できたかと思います。
【症例96】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
目を大きくしたい、しっかりたれ目になりたいとのこと。靱帯移動とグラマラスを組み合わせて、外側をメインで下げました。
【症例97】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
過去に他院でたれ目形成を受けられるも、外側でなく真ん中の方が下がって理想と異なる、大部分後戻りしてしまったと感じるとのことでした。グラマラスと目尻靱帯移動を合わせて外側を中心に下げる、黒目の近くの下がっていた部分は戻すことで、たれ目の印象に仕上げました。
【症例98】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+自然癒着法+目頭切開
二重埋没を受けられるも、さらに二重幅を広げて目を大きくしたいとのこと。二重はかなり幅広を希望されていたため、自然癒着法で行いました。瞼の裏表を3回交叉する方法が多いと思いますが、5回交叉させてさらに取れにくくしております。たれ目形成も合わせて目をはっきりと大きくしております。
【症例99】下瞼総合微調整手術(たれ目形成後逆睫毛修正+外科的涙袋形成)
結膜切開たれ目後、逆さ睫毛となったのが気になるとのこと。睫毛の角度を外に向けるように皮膚切除を行い、その結果涙袋が減ってしまうため涙袋をなるべく減らさないような調整も行いました。大きな変化ではないかもしれませんが、術前より、より一層魅力的なたれ目に仕上がったかと思います。
【症例100】目尻切開+目尻靭帯移動
自然に少しだけ目を大きくしたい。自分で変化が分かればよく他人からは分からないくらいの変化がよいとのこと。目尻切開+目尻靱帯移動で目を少し横に広げ、下瞼のカーブを少しなだらかにしました。明らかな整形感がなく、ただどことなく柔らかな印象になっているのが分かるかと思います。
【症例101】切りすぎた目尻切開+目尻靭帯移動を戻す手術
たれ目形成を受けられるも、目尻の粘膜の露出が気になるとのこと。目尻切開は後戻りしやすいため、直後は大袈裟に変化させるのが定石ではありますが、場合によってはあまり後戻りしないこともあります。その場合、粘膜の露出を戻す手術を行うことも可能です。これは目頭切開と蒙古襞形成の関係性に近く、戻しすぎると粘膜の露出は少なくなりますがその分目を大きく見せる効果が減弱したり、目尻が丸く見えてしまいます。本症例では目を大きくする効果も維持したいことから、赤みが完全に見えなくなるまでは戻さなくてよいので、ある程度の範囲で戻したいとのことでした。粘膜の露出もほとんどなくなり、かつ目尻も丸くなりすぎず自然な戻り具合かと思います。
【症例102】外科的涙袋形成
過去に涙袋にヒアルロン酸をいれたものの、すぐに流れてしまい満足のいく仕上がりにならなかったとのこと。涙袋のヒアルロン酸には適応があり、靭帯の食い込みの浅い方はヒアルロン酸をどれだけいれたとしても下に流れるだけで涙袋を目立たせることは難しいです。
また、食い込みが浅い方はクマ取りを行ったとしても涙袋は出てきません。
本症例では涙袋の靭帯の食い込みがほとんどない、ヒアルロン酸でもクマ取りでも涙袋を作れないタイプです。
このような方でも手術で涙袋を作ることが可能です。
【症例103】グラマラス+目尻切開+目尻靭帯移動
過去に複数回たれ目形成を受けられている方、もう少しだけ追加で下げたいご希望がありました。
たれ目になりたいわけではなく少し目を大きくしたいといったご希望でしたので、自然な範囲で全体的に目を大きくしました。
【症例104】グラマラス+目尻切開+目尻靭帯移動
目を大きく、丸いたれ目にしたい、ただ過度な下三白眼や下げすぎて角張った目は避けたく自然な目がよいとのご希望でした。やりすぎない範囲で全体的に下げて丸い可愛らしいたれ目を目標に仕上げました。
【症例105】グラマラス+目尻切開
自然に目を大きくしたいとのご希望でした。術前は目尻の高さの左右差が指摘されましたが、靱帯移動までは希望なく、目尻切開とグラマラスのみでできる範囲で左右差を整えました。
【症例106】グラマラスライン+目尻切開+目尻靱帯移動+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
目をとにかく大きくしたい、しっかりたれ目になりたいとのことでした。全方向切開し、しっかり目を大きくしました。
【症例107】グラマラスライン+目尻切開+目尻靱帯移動
外側を下げてしっかりたれ目になりたいとのご希望でした。黒目と目尻の中間をピークとして角ばらないように丸みを帯びるように下げ、滑らかなS字カーブを形成しました。
【症例108】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動+全切開他院修正+眼瞼下垂修正+目頭切開
たれ目というより目をとにかく大きくしたいとのご希望でした。たれ目というより黒目の付近も含めて下げて、しっかりした変化を目標に行いました。過去に二重切開を行われていましたが、睫毛の生え際が見えないのが気になるとのことで、ライン下方のボリュームダウン、眼輪筋リリース、二重の固定位置を頭側へずらすことで、生え際が見えるように調整しました。
【症例109】目尻切開+目尻靭帯移動
目尻の位置を下げたい、目を横に大きくしたい、でもたれ目にはなりたくなくグラマラスラインはやりたくないとのことでした。元々逆さ睫毛であり、目尻靱帯移動でも逆さ睫毛が悪化する可能性が懸念されたため、グラマラスは行っていないですが内側まで皮膚切除しております。ナチュラルな変化ではありますが、目尻の位置が目頭と平行に近いところまで下がっているのが分かるかと思います。
【症例110】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動(左のみ)
たれ目形成で優しい印象になりたい、なるべく左右差を整えたいとのことでした。目尻の高さの左右差が指摘された(左の方が目尻の位置が高い)ため、左のみ靱帯移動を行いました。
【症例111】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
過去に2回たれ目手術を行われているものの、理想まで下がらなかったとのこと。なるべく大きな変化が欲しいとのご希望でした。目尻靱帯移動よりもグラマラスラインの変化を大きくし、はっきりとしたS字カーブを形成しました。
【症例112】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
自然な範囲で目を大きくしたい、あまりタレ目にはしたくないとのことでした。目尻の位置は目頭より少し高めに、グラマラスのピークを目頭と平行にすることで、あまりタレ目に見えすぎず自然な範囲で目を大きくしました。ナチュラルな変化をご希望の方にはこちら人気のデザインになるかと思います。
【症例113】グラマラスライン+目尻切開+目尻靭帯移動
なるべく目を大きくしたいとのご希望でした。術前は目尻の位置がかなり高かったですが、靭帯移動で目尻の位置をはっきりと下に下げました。つり目にお悩みの方に特に参考になる症例かと思います。
【症例114】目尻切開+クマ取り+全切開+眼瞼下垂修正+目頭切開
なるべくぱっちりした目にしたいとのご希望でした。眼瞼下垂手術と目頭切開で開きの良い二重を作った後、目尻切開で外側、下側に目を拡大しました。目尻切開は真横に切開するよりも、下方向の成分を大きめに切開した方が、白目拡大効果、見た目の変化率は大きくなりやすいです。
【症例115】外科的涙袋形成+たれ目微調整手術
目を大きくしたいご希望がありましたが、すでに眼瞼下垂やたれ目形成がかなり大きな変化で行われており、ご年齢を考慮しても、これ以上目を大きくするとドライアイのリスクがかなり高いと判断されました。なのでたれ目形成ではなく、涙袋をつくることで目を大きくする方針としました。これまで涙袋にヒアルロン酸をいれても涙袋はできなかったという訴えでしたが、靭帯の食い込みがないヒアルロン酸無効例かつ、過去に切開ハムラを受けられている影響で皮膚の余裕がなく、涙袋をつくることは極めて困難かと思われました。厳しい条件でしたが、比較的大きな涙袋に仕上がったかと思います。
【症例116】グラマラスライン+目尻靭帯移動
目を大きく、たれ目にしたいご希望でした。過去にグラマラスラインと目尻切開を受けられており、横方向には大きくする余裕がなかったため、目尻切開は行わず、下側の目尻靱帯のみを外して行う簡易的な靱帯移動を行い、たれ目に見えるようにしました。