二重切開他院修正とは

他院で叶えられなかったご希望、僕が原因を分析し理想へ導いてみせます

他院で二重全切開の手術を受けられるも仕上がりに納得いかない場合、当院で修正手術が可能です。

二重切開他院修正の流れ
①カウンセリングでお悩みを詳しく伺います(二重の左右差、目の開きの左右差、ハム目、食い込みの弱さなど)

②お悩みの原因を分析します。前回の手術内容、上手くいかなかった原因、現在の瞼の状態は再手術を行う前におよそ予測することができます。

③治療計画を立てます。お悩みの聴取。原因と瞼の状態の分析が終われば、どこをどう治せば理想の状態に近づくか考えます。瞼の正確な状態は切開してみないと完全には分かりませんが、あらゆるケースを想定して最大限の準備を行います。

④手術。二重切開の手術がうまくいくためには準備が大変重要です。手術のデザインは治療方針の逆算から決まります。すなわち治療計画をきちんと立てていないとデザインは決まリません。デザインに迷いがある場合①〜③の段階へ戻り何度も熟考し直します。

⑤アフターフォロー
二重切開、眼瞼下垂修正、他院修正はアフターフォローが特に重要な手術です。1週間後検診の際、二重の食い込みはしっかりしているか、切開した位置で二重になっているか、開きの左右差はないかなど確認します。特に重要なポイントがこの3つです。この3点において経過をみても改善しないと思われる場合、早期再切開を検討します。術後2週間以内であれば簡単に傷が開き、術中の状態まで分解できるからです。一方、二重の形の左右差は完成まで3〜6ヶ月程度かかり、腫れが強い術後1週間時点では正確な評価が難しいためこの時点では様子をみます。術後3週間〜3ヶ月の間は瞼が固く再切開が難しい時期(不可能ではないが再切開することにより瞼のダメージが大きくなる)ため、再手術は原則術後2〜3週間以内または3ヶ月以降で行います。

他院修正よくあるお悩みと対処法
相談1 「切開法を行ったにも関わらず二重が取れた、薄れてしまった」

想定される原因
腱膜固定している場合、二重の固定位置が浅かったまたは瞼板前組織固定している場合癒着が甘かった、瞼の厚みに対する処理(脂肪の切除など)が不足していた、希望する二重幅を食い込ませるのに十分な開瞼の向上が不十分であった、上まぶたのボリュームが少ない(脂肪を切除しすぎた、元々くぼみ目)など

対策
上記原因に応じて、二重の食い込みを深くする(腱膜固定の場合より深部に固定する、腱板前組織固定の場合障壁となる脂肪を一部切除して確実に癒着させる)、脂肪切除により瞼の厚みを減量する、眼瞼下垂修正により開瞼力を向上させるまたは二重幅を縮小することによる開瞼抵抗を低下させることにより開瞼抵抗と開瞼力のバランスを改善する、眼瞼下垂修正に伴う眼窩脂肪の前方移動や術後の眉毛下降あるいは眼窩脂肪またはROOFの移動による窪み目改善、真皮脂肪移植や脂肪注入などにより上眼瞼のボリュームを増加させるなど

相談2 「二重幅を広げたい」

想定される原因
切開位置が低すぎた、術後眉毛下降が想定より大きく生じた、二重の食い込みが浅く二重が薄れて狭くなった、皮膚切除量が少なすぎた、睫毛側組織を切除しすぎた、二重の固定位置が低すぎた、睫毛側の眼輪筋剥離が不足しており睫毛側組織の伸展度が小さすぎた、開瞼が向上しすぎた、手術は予定通りだが本人の理想が変わったなど

対策
上記原因に応じて、切開位置を高くする(傷が2本になる)、前額リフトまたは眉上リフト(眉毛にアートメイクが入っており傷つけるとが問題となりにくい場合)により眉毛の位置を高くする、二重の食い込みを深くする、二重ライン上の皮膚切除または眉下切開により余剰皮膚を減らす、ライン上で皮膚切除し眼輪筋切開位置を高くすることで眉毛側のボリュームを増やす、睫毛側眼輪筋リリースにより睫毛側組織の伸展度を上げて二重の固定位置を上げる(より眉毛側にする)、挙筋後転により開瞼を下げるなど